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【小児歯科】子どものうちから身につけよう~むし歯を予防する食生活~

こんにちは。
門真市の歯医者【鷹木歯科医院】です。
 
保護者の方はお子さまの歯について、「むし歯をどうにか防いであげたい」「むし歯を予防するよい方法を知りたい」とお考えではないでしょうか。
 
今回はお家でも取り組めるむし歯を予防する食生活について、3つのポイントを解説いたします。
 
 

1.だらだら食べるのを避ける

食事やおやつの時間は、できるだけ規則正しくして、お口の中を休める時間を作りましょう
 
お口の中は、食事をとったりおやつを食べたりするたびに酸性へ傾いて、歯の表面が溶け出します。
食べ終えた後は30~40分ほど時間をかけて、唾液により酸が中和され、溶けた歯の表面が元の通りに戻るしくみになっています。
 
しょっちゅう何かを口にしていると、お口の中が酸性に傾いたままになり、歯の表面が溶け出した状態が続くため、むし歯になりやすいことがわかっています。 
 

食べ方にも注意が必要

むし歯を予防するには食べる時間のほかに、食べる内容にも気を配るようにしましょう。
 
特に以下の2つはできるだけ控えるようにしてください。

・キャンディーやチョコレートなど、食べるのに時間がかかるもの
・ケーキやクッキーなど、口の中に長く残りやすいもの

 
 

2.よく噛んで唾液をしっかり出す

唾液には2つの役割があります。

1.酸を中和して、歯の表面が溶けるのを防ぐ
2.口の中を洗い流して清潔にする

 
噛む回数が少ないと唾液があまり分泌されず、お口の中の環境が悪くなって、むし歯につながりやすくなります
目安としては、ひと口で30回噛むようにしましょう。
 
やわらかい食べものばかりだと、噛む回数が少なくなるため、きのこ類など繊維の多い食材を取り入れたり、食材を大きめに切ったりするなど、噛む回数を増やす工夫をおすすめします。


(参考:厚生労働省-歯科保健と食育の在り方に関する検討会報告書「歯・口の健康と食育~噛ミング 30(カミングサンマル)を目指して~」より) >

 
 

3.糖分の多い飲食物を控える

糖分を摂る回数と量が多いほど、むし歯になりやすいという厚生労働省のデータがあります。
糖分の多い食べものや飲みものを摂ると口の中が酸性に傾き、歯の表面が溶け出してしまうため、むし歯になります。
 
見落としがちな点は、水分摂取にジュースや乳酸菌飲料を与えてしまうことです。
コップ1杯(250mL)当たりの砂糖の量は、100%オレンジジュースで大さじ約2.5杯、乳酸菌飲料で大さじ約3.5杯と、かなり多く含まれています
 
お子さまの水分摂取は、お茶や麦茶など糖分の含まれていないものに置き換えましょう
 


参照:厚生労働省e-ヘルスネット「甘味(砂糖)の適正摂取方法」 >

 
 

子どものむし歯予防は食生活に気を配りましょう

お子さまの歯をむし歯から守るためには、食生活の見直しも大きく役に立ちます。
ご家庭でも取り組みやすいポイントをご紹介いたしましたので、ぜひご活用いただければ幸いです。
 
【門真市の小児歯科】鷹木歯科医院では、お子さまのむし歯予防や食育の相談ができるスペースをご用意しております。
お子さまの歯の健康について、心配なことやお困りのことがあればお気軽にご相談ください。
地域にお住まいの子育て世代の皆さまを、スタッフ一同サポートしてまいります。
 


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