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【顎関節症】患者さんに伝えたい!やってはいけないことリストを知っておこう
こんにちは。
門真市の歯医者【鷹木歯科医院】です。
顎関節症には、顎に痛みがある・口を開けるときに音がするといった症状があり、ひどくなると口が開かなくなってしまいます。
「症状が悪化しない方法を知りたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は顎関節症について、症状が悪化しないように日常生活でやってはいけないことや行動について解説いたします。
顎関節症の患者さんがやってはいけない6つのこと
顎関節症の症状悪化を防ぐために、日常生活の中で避けた方がよい行動は次の通りです。
参照:厚生労働省e-ヘルスネット「顎関節症とは(特徴・分類など)」 >
1.片側だけで噛む
片側の歯のみで噛む癖がついてしまうと、片側の顎関節や筋肉に負担がかかってしまいます。
かみ合わせのバランスが崩れて、顎の骨格がゆがむ原因となります。
2.顎に負担のかかる姿勢
うつぶせ寝や頬杖などは、口周りの筋肉が過度に緊張したり、顎関節が強い力で圧迫されたりしてしまい、顎に負担のかかる姿勢です。
長時間にわたって顎に負担のかかる姿勢が続くと、顎関節の痛みや歯並びの悪化につながります。
3.歯ぎしり・食いしばり
歯ぎしりや食いしばりの習慣があると、顎関節や口周りの筋肉を酷使してしまい、痛みが生じます。
顎関節や筋肉の痛みのほかにも、歯のすり減りや歯周病の原因にもなるので要注意です。
4.長時間にわたってガムを噛む
長時間ガムを噛んでいると、口周りの筋肉を絶えず動かし続けていることになり、筋肉が疲弊するため、痛みが現れやすくなります。
片側噛みも加わると顎のバランスが崩れて、さらに症状が悪化してしまいます。
5.市販のマウスピースを使う
一部の顎関節症患者さんに、市販のマウスピースで様子をみようとする方がいらっしゃいますが、おすすめできません。
自分の歯型や口の形に合っていないことが多く、顎関節に負担がかかって痛みが悪化します。
また歯型に合っていないと、歯に余計な力が加わり、歯並びが悪くなってしまうこともあるのです。
マウスピースの使用を検討している人は、必ず歯科医師に相談をしましょう。
6.自己流のマッサージ
顎関節症の原因や症状はお一人お一人で異なります。
自己流のマッサージを行うと、筋肉や靱帯をかえって傷つけてしまい、症状悪化することがあるので控えましょう。
症状によっては歯科医師の判断と指導のもと、マッサージやストレッチが行われることはあります。
顎関節の診療は専門知識と診療経験の豊富な鷹木歯科医院へご相談ください
顎関節症は、いくつかの原因が重なって発症するため、原因を見極めて元から治療することが肝心です。
鷹木歯科医院には、顎関節の診療を専門とする歯科医師が在籍しています。
全国の大学病院や歯科医院から、診療依頼を受けており経験が豊富です。
当院では顎関節の診療にあたって、歯科用CTやMRIを用いた精密検査を行います。
腫瘍の有無や口周りの組織・筋肉・顎の形に異常がないか確認してから、治療計画を立てております。
顎関節の症状でお困りのことがございましたら、門真市の鷹木歯科医院までお気軽にお問い合わせください。