コラムCOLUMN
【顎関節症の治療の流れについて】

資料が揃い、何故顎関節症になってしまったのかという理由が分かったのちに、
治療計画をたてていきます。
治療計画は大きく分類すると
①スプリント(マウスピース)療法を行い、定期的に装置の調整を行い、顎関節症の症状を改善していく。
② ①の治療法により安定した顎位のもとで歯列矯正治療を行う。多くの患者様の顎関節症は歯並びの悪さによって起こっていることが少なくはないです。患者様の頭の骨に対して上顎下顎の位置を確認し、顎位を整えてから歯列矯正治療を行なっていきます。当院ではワイヤー矯正治療で改善してまいります。目立たない舌側矯正治療やアライナー治療は顎関節症を誘発することが非常に多く報告されています。
顎位、つまり噛み合わせの基本となる顎関節症を大切に考えるのならば、ワイヤー矯正しか選択肢はありません。
患者様の骨格の状態によっては上顎や下顎を入院下で骨切りのプランも必要となってきます、
③ ①の治療により整った顎位のもとて、補綴(人工歯)の治療を行い噛み合わせを整えていきます。
④ ①②③の治療が全て必要な患者様にはこちらの治療法をおすすめ致します。
顎関節症に治療法は患者様によって大きく変わります。詳しくは、資料採得後にご説明をさせていただきます。
今回は顎関節症の治療の流れについてお話しをしました。
次回は歯列矯正治療費ついてお話ししてまいります