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「エラ張り」の原因は顎関節症かも?顔の歪みを根本から整える歯科治療とは

「最近、顔が大きくなった気がする」「エラが張って輪郭が四角くなってきた」と悩んでいませんか。
多くの方が骨格のせいだから仕方ないと諦めたり、美容外科での治療を検討したりしますが、実はその原因が顎関節症や噛み合わせにあるケースが少なくありません。今回は、エラ張りと顎関節症の深い関係について解説します。
エラ張りと顎関節症の意外な関係
エラ張りの要因は骨ではなく筋肉の過剰な発達にある
エラが張っている原因の多くは、下顎の骨そのものではなく、そこを覆っている咬筋という噛むための筋肉の肥大です。 咬筋は、筋トレをすれば腕が太くなるのと同じように、過剰な負荷がかかり続けると厚みを増していきます。この筋肉の盛り上がりが顔を横に広げ、エラが張ったような印象を与えてしまうのです。
顎の不調が筋肉をさらに硬くする悪循環
顎の関節がスムーズに動かなくなると、周囲の筋肉がその動きを補おうとして無理に緊張します。この過度な緊張が筋肉をさらに硬くし、血流を悪化させ、重だるさや痛みを引き起こします。 顎が痛いから強く噛み締める、違和感があるから無意識に力が入るという悪循環が、結果としてエラ張りを加速させてしまうのです。
なぜ顎の不調がエラ張りを招くのか?3つの主な原因
無意識の食いしばりによる筋肉の過発達
特に注意が必要なのが、日中の集中している時などに無意識に上下の歯を接触させてしまうTCHという癖です。 本来、上下の歯が接触するのは食事の時など1日のうち合計20分程度と言われています。それ以外の時間に歯が触れ続けていると、噛む筋肉は常に低負荷の筋トレをしている状態になり、少しずつエラを育ててしまいます。
歯ぎしりがもたらす顎関節への過剰な負担
睡眠中の歯ぎしりは、自分の体重の数倍もの力が歯や顎関節にかかると言われています。この凄まじい力が毎晩かかることで、顎関節を守ろうと筋肉が異常に発達し、顔の輪郭を大きく変えてしまう原因になります。
噛み合わせのズレが筋肉のバランスを崩す
噛み合わせが数ミリずれているだけでも、左右の筋肉の使い方は不均等になります。片側だけで噛む癖がつくと、片方の筋肉だけが大きく育ち、エラ張りだけでなく顔の左右非対称といった歪みを生み出す大きな要因となります。
あなたは大丈夫?エラ張り顎関節症のセルフチェック
以下の項目に当てはまる方は、顎関節症によるエラ張りの可能性があります。
- 鏡を見ると昔より顔の横幅が広がった気がする
- 朝起きた時、顎の付け根や頬の筋肉が疲れている、または痛い
- パソコン作業中などに無意識に歯を食いしばっている
- 口を大きく開けた時にカクッと音が鳴る、または開けにくい
- マッサージに行っても治らない慢性的な肩こりや頭痛がある
歯科医院でできるエラ張りや顎関節症の改善アプローチ
マウスピースで顎関節への負荷を軽減
歯科医院で作製する精密なナイトガードというマウスピースは、睡眠中の歯ぎしりや食いしばりの力を分散し、顎関節へのダメージを和らげます。これにより過剰な筋肉の緊張を解くきっかけを作り、大きく発達した筋肉を徐々に落ち着かせていきます。
噛み合わせの精密調整による根本治療
土台となる噛み合わせそのものに問題がある場合は、微調整を行うことで左右の筋肉に均等に力がかかるように整えます。バランスが整うことで特定の筋肉だけが酷使される状態を防ぎ、顔の歪みの根本解決を目指します。
エラ張りを加速させないためのアドバイス
当院では、患者様ご自身が日々の生活の中で無意識に行っている癖を自覚していただくための指導を重視しています。無意識の歯の接触を減らす工夫や、正しい姿勢のセルフケアを組み合わせることで、治療後の再発を防ぎます。
鷹木歯科医院が大切にしている噛み合わせのトータルケア
鷹木歯科医院では、単にエラ張りの見た目を改善するだけでなく、なぜその筋肉が発達してしまったのかという根本原因の追求を大切にしています。
噛み合わせの乱れは、顎の痛みだけでなく、頭痛、肩こり、そして全身の姿勢にまで影響を及ぼします。お口の中だけでなく全身の健康を視野に入れたトータルケアを行うことが、結果として健康的で美しいフェイスラインを維持することに繋がると考えています。
エラ張りの解消は顎関節から
エラ張りは骨格のせいだと考えて諦める必要はありません。その原因が顎の筋肉や関節にある場合、適切な歯科治療によってフェイスラインがスッキリし、同時に長年の体調不良が改善することも珍しくありません。
顔の歪みやエラの張りが気になる方は、まずは一度、噛み合わせ治療を専門としている当院へご相談ください。
